心療内科などの特別プログラム
◆Care Voice Work ‐ケアボイスワーク‐
私は現在、通常のボイストレーニングの他に、虐待を受けて行き場を失った子どもたちのシェルターや、心療内科のデイケアプログラムなどでも、ボイストレーニングを行っています。
過度のストレスやショック、発達過程のトラウマなどにより心に深い傷を負ってしまった人たちには、心理的なケアと共に、身体的なケアも重要だと考えられるからです。
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強い緊張状態が続くと、脳に「ストレス情報」が伝わります。 「ストレス情報」は、神経を伝って血管や筋肉を収縮させ、自律神経を乱します。これが、原因不明の筋肉の硬直や痛み、数々の身体症状につながるのです。 トラウマを抱えた人たちは、精神的な問題に加え、様々な身体症状にも悩まされているため、その苦しみは計り知れません。しかし、身体全体を使って適切にエネルギーを発散させ、安心して声を発して自己を表現する場が提供されると、人は徐々に、心身の統一感や豊かな感受性、自己肯定感を取り戻していくことができます。 |
濱田真実オリジナルの、心身ケアのボイストレーニング 【ケアボイスワーク】 は、「心」と「身体」はひとつのもの=「生命」、という観点から、「生命」を支えているのが「呼吸」、その「呼吸」に音が付いたものが「声」、という「マミィズボイススタイルの基本理念」に基づいたメソッドです。トラウマについても、『脳の記憶の分野に関わる「傷」であり、消し去ることができる生理的エネルギーの一部』、と考えています。
この脳の「傷」を癒し、『不必要な生理的エネルギー』を、心地良く解消するための数々のアプローチが、このメソッドの核となっているのです。
プログラムは、簡単なストレッチと呼吸法、リズム運動による有酸素運動、骨導音を意識する発声法、声を使った表現遊び、などが中心になっています。
まず、緊張で固くなってしまった身体を軽いストレッチやリズム運動などでゆるめ、安心感を持たせることで気持ちのベースを整えます。そこに、声を出すことで得られる、「深い呼吸や骨の振動」などを加えていくことで、希薄になってしまった身体感覚を取り戻し、ボディコントロール力を養いながら、『不必要な生理エネルギー』を解消へと導いていきます。
プログラムはさらに、「傷」が治癒されるために最も効果を発揮する「歓びの体験」へと続きます。
夢中になって遊び、笑うこと、何らかの達成感を味わうことは、辛い記憶を反すうすることなく心身をゆるめ、自分の存在場所や、未来への希望を育てることにつながるのです。この「歓び」が治癒を加速させるということは、精神医療の分野でも実証されています。
心身の状態は、本人の発する音声=「声」に、鏡のように映し出されています。
子どもたちが、本来の輝きある声で、自由に自己表現できる社会へ。
大人たちが、歓びに満ちてイキイキと暮せる毎日へ。
笑いながら行える簡単で楽しいワークが、脳や心、身体に染み付いた不要な緊張を取り除き、辛い記憶を癒すだけでなく、ダイナミックにエネルギーを活性化させて、自由な未来への「道しるべ」になることを心より願い、これからもワークを続けて行こうと考えています。
※ケアボイスワークをご希望の施設・病院・学校などのご関係の方は、お問い合せフォームからお問い合せください。
*「ケアボイスワーク」は、濱田真実のオリジナルメソッドです
(文責・濱田真実)






