声のお悩み相談室13
Q-13今までの癖でしょうか、首の後ろに力が入ってしまい、長く話していると声が枯れます。意識する以外に、何か良い方法があれば教えてください。
(52歳・まじこさん・女性)
首の周辺のコリが原因かも。ストレッチお試しあれ!
まず、首のポジションや姿勢を修正してみましょう。
アゴをひいて、首の後ろを伸ばし、肩を下げる。
これは原則ですので、必ずポジショニングしてくださいね。
そして、その他に何か良い手立ては・・・
そうだ!
今回は、体操、ストレッチ&マッサージをご紹介しますね。
まずは、首の後ろです。
首の後ろに、人差し指を当ててみて下さい。
頭から首へ、指を下方向に降ろすと、首の骨の出っ張りにぶつかります。
最初にぶつかった出っ張り。
ここは、頸椎7番(首と胴体の境目です)。
発声に関連する頸椎は、そのひとつ上の頸椎6番。
頸椎6番周辺が硬いと、声がかれやすくなります。
頸椎6番7番の周辺の両脇をマッサージしましょう。
でも、後ろの首は、脳から神経が通っている道でもありますので、とても繊細です。
乱暴に叩いたりしないで、その部分を温めたり、指で優しく圧をかけてほぐしましょう。
夏場の、クーラーの冷えにも注意してくださいね。
続いて、筋肉です!
発声に関わるのは、やはり首の周辺。
まずは、僧帽筋(そうぼうきん)↓

大きい筋肉でしょ。
ストレスや過緊張などの影響を受けて、カチカチになりやすい場所です。
僧帽筋を緩めるストレッチをしましょう。
肩甲骨を動かすようにして、肩を大きく回すような体操を取り入れてみて下さいね。
大きな僧帽筋を意識して、ストレッチをするのがポイントですよ。
さて、その次はこちらです↓

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です。
耳の後ろから、首の前にかけて伸びている筋肉。
疲れると、ここがガチガチに張る人もいます。
自律神経と深く関わっている筋肉です。
ここは、ほぐしにくい筋肉ですが、温めたり、ゆっくりストレッチをしてほぐしてください。
日頃のケアが、いざというときに支えになると思います。
そして、充分な睡眠・休養をとって下さいね。
さらに、ノドが疲れたときは、声は出さないというのが原則ですよ!
温めて、うがいなどで加湿して充分休む。
憶えておいて下さいね。
それと、もうひとつ!
発声をするときは、骨盤の方に向かって息を吐き下ろすようにしながら声を出してみてください。
ノドから出すのではなく、ウエストから声を出す感覚。
それだけでも、随分ノドの負担は減るはずです。お試しあれ!!
| とても丁寧にお答え頂きありがとうございました。 実際に筋トレで鍛える事も必要なのですね。 頑張り過ぎずに、少しずつ毎日トライしてみます! いつまでも「心」と「身体」を柔らかく保つ事が 「健康」と「幸せ」につながるのですね。 やじこさん、ご感想ありがとうございます。 頭で学んだことが、身体に降りてくるには、 少々時間がかかります。 でも、身体が覚えてくれれば、一生もの。 心と身体をヤワヤワにして、ハッピーに日々を お過ごしくださいね。(濱田真実) |
■声のお悩み相談室*メニュー
Q1.高い声の出し方を教えて Q2.滑舌の改善方法は? Q3.意図が伝わりにくい
Q4.ノドがすぐに疲れます Q5.息子が反抗期です Q6.話していると息苦しい
Q7.カラオケで声がかれやすい Q8.加齢と声の関係は? Q9.声がくぐもって聴こえます
Q10.居酒屋で声が届きません Q11.ノドの痛みと軽い声の出し方
Q12.どんな声でも通る声になれますか? Q13.話していると首の後ろが疲れます
Q14.緊張して歌えません Q15.歌うように話すということは? Q16 .鼻声を改善したい





